高校中退して高認取って大学受験失敗して専門学校から大学編入した社会人の体験記(中学編)

雑記

タイトルの通り、私はとても特殊な学生時代を過ごしています。

当サイトプロフィールの欄にも記載していますが、私の経歴って社会人の今に至るまでも本当に特殊で、

・中学時代不登校
・偏差値30代の高校に行くも1年未満で退学
・職人や便利屋を経験しつつ、ふと進学したくなり高卒認定取得
・意識だけで勉強せず受験失敗(be動詞って何?状態、学力0)
・編入学でのワンチャンを目指し外語系の専門学国へ入学
・某有名私大入学
・国内大手上場企業に総合職で入社
・退職代行で退職して自営業開始

っていうのが経歴です。
読み物としてもそうですが、どこかで同じような体験をしている、もしくは今まさに何かに失敗して行き詰まっている、という方に是非読んでほしいと思い、今回この実体験を書き記します。

若干のフィクションは混ぜますが、ほとんど嘘のようなほんとの話しです。
第一弾は「中学不登校時代から高校入学まで」です。

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非行の中学時代

中学時代は私にとって、未だに黒歴史です。

中学1年の初め頃までは比較的真面目に登校していたのですが、1年の途中くらいから段々とサボり癖を発症し、2年生になる頃には同じような仲間を見つけて学校へ行かずに外で遊んでいる日々、所謂非行少年ってやつです。
1年のほとんどは学校へ行かず外でプラプラし、下校時間になったら帰る、そんな毎日を過ごしていました。

それは3年生になってからも同様で、学校なんて行きませんし、髪も染めていざ気まぐれで行っても髪色が明るいと追い返される日々。
高校なんて行く気もさらさらなかったし、職人にでもなればいいや、と簡単に思っていました。

かといって何か生徒同士で問題を起こしているわけでもなかったので、普通の学生達とも仲良くやっていたのですが、幼馴染のMちゃんに、同級生のRちゃんという女の子を紹介してもらいます。

当時の自分は学校にもほとんど行っていなかったので、同級生のことを正直全く知りませんでした。
2年以上同じ学校で過ごしていますが、こっちからしたらRちゃんは初対面、凄く可愛い女の子がいるなぁと感心したものです。

そもそも紹介してもらった経緯も彼女が作りたい!という子供の下心から来ていたものではあるのですが、そのRちゃん、テストでは学年トップの才女なんです。

で、Rちゃんは別の彼氏と付き合っていたのですが、別れてからもその彼氏のことが忘れられずにいたので、この子どう?と幼馴染のMちゃんに紹介してもらった、というわけです。

中学生の恋愛なんて単純なもので、紹介されたあと、3回くらい会う→お互い好きになる→付き合う(この間1ヶ月)という本当に簡単且つ単純に付き合うことになりました。

とはいえ相手は学年トップの才女、私は学校にも行かない実質ドベです。
で、あろうことか私の学校にも行かず遊ぶ日々は彼女の母の耳に届いてしまいます。
もちろんRちゃんは母親に別れろと毎日言われ、実際に2回ほどその影響で別れました。

勉強に目覚める

それでも3回目の復縁の際、この無限ループを終わらせたいと思ったこと、そしてその時Rちゃんがテストで学年1位を取っているのがかっこいいと思ったことをきっかけに、自分も勉強しよう!と勉強を始めることになるわけです。

小学生の頃は算数が得意だったこともあり、まずは数学の勉強を進めます。
自分もRちゃんの母親に認められたいのと、自分も出来るんじゃね?という謎のプライドから必死に勉強をし、結果的には算数で止まっていた自分の知能で学年の平均点を超える点数を叩き出します。

これがまたクラス中と職員室中で盛り上がったようで、調子に乗った私はこのまま高校受験をする!と宣言。
周囲にそそのかされ、目標は偏差値50弱くらいの高校!としましたが、その頃既に受験3ヶ月前。
偏差値測定不能レベルの人間にはとても現実的とは思えない目標です。
担任との面談でも大反対されました。今からでは厳しい、偏差値40代前半なら可能性がある、と。

でもその時はやってやろうと思ってました。
この受験勉強はRちゃんにもサポートをお願いして進めていたのですが、この時Rちゃんの母親が塾講師だということが判明します。
彼女の母親には相変わらず嫌われていますが、受験にオススメの教科書を彼女の母親になんとかお願いし、真面目になるならと協力して頂きました。

で、3ヶ月間必死に勉強したかというとそういうわけでもなく、一度ついたサボり癖は抜けぬまま勉強をしているフリの日々が続きます。
今日は2時間やったぞ!3時間やったぞ!
時間数ばかり気にして中身は全く伴っていません。

英語は最初から捨てていましたし、得意な数学ばかりやって他のところは手を付けず、これで合格なんて出来るわけがありません。

そして受験当日、問題はほとんどわかりません、面接も上がりきってしっちゃかめっちゃかです。
それどころか受験終了後に近くの公園でたむろっていたのがバレるという最悪の事件が起きます。

高校受験失敗

もちろん結果は不合格、大見栄切ってしまった手前、学校に行くのも恥ずかしくて仕方がありません。

ただ、Rちゃんの問題もあるため、高校にはいかなければいけない、と偏差値30代、県内の全日制でも最下層の高校に行くこととなります。
また、同時に高校の偏差値の低さを考えるとRちゃんの母親の賛成が得られるわけがないと考え、アピールの為に大学を目指します!とRちゃんとRちゃんの母親に宣言し、勉強を継続させることを決意します。

不登校問題児がまともに学校生活を送るきっかけとなったのが、Rちゃんという彼女だったわけです。

今回はここまでです。
次回、下層高校編に続きます。

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