もちろん、使用すること自体にも不安は残ると思いますが、退職代行を使ってまで会社をやめて、転職先にバレないの?ってことも気になると思います。
実際のところ、影響は出るのか、退職代行を使って会社をやめた私が実体験をもとに解説していきます。
退職代行の使用はバレない
まず結論から言うと、バレることはありません。
バレたとしたら問題です。
その理由について解説していきます。
コンプラ遵守の時代
この令和の時代は、コンプラ遵守の時代です。
個人情報の保護をどれだけ徹底されているのかが多くの企業に問われています。
違法な方法での人材集めは企業自体が吊し上げになりますし、労働者のプライベートに介入しないことが求められます。
労働者一人の為に会社そのものを傾かせかねない行動は、会社としてはリスク分散の面でもあまりにも不利が多すぎます。
バレるのも正解
もちろん、会社としては将来を担う人材として労働者を雇用するので、絶対に100%バレない、と保証は出来ません。
もしかしたら人事部同士で繋がっている可能性もあるかもしれません。
ただ、あなた自身退職代行サービスを使ってまで会社をやめている以上は、会社で嫌な思いをしてきたはずです。
もし就職先の企業が、コンプラ違反を犯してまで人材を集める企業だったらどうでしょうか。
つまり、約束を守れない企業、ってことです。
入れなかったのが正解だった、と思うのがベターでしょう。
私でしたら、もしそのようなやり方をしている会社に入ってしまったら、また同じ目に遭いかねない、労働条件も本当か信頼できない、ということが頭をよぎります。
もちろん、中にはそれでもいいから入りたい、という会社もあるかもしれません。
でもそれは、あなたが以前の会社に入る時にも思ったことではないですか?
同じことを何度も繰り返してしまう可能性は頭に入れておくべきです。
退職代行を使って後ろめたさがあるのはわかりますが、まずはあなた自身の生活を守る為の行動が最優先、ということは忘れないで下さい。
実際の就職活動
実際に退職代行を使って会社をやめた私自身の就職活動の内訳について解説します。
応募:20社
面接:4社
内定:2社(一部上場業界大手一社、二部上場一社)
これ、転職したことがない人にはイメージがつきにくいかもしれませんが、第二新卒がキャリア扱いで転職していることを踏まえたらめちゃくちゃ上出来です。
ちなみに使ったのは転職エージェントのみですが、エージェントには退職代行を使って辞めたことは説明しました。
エージェントは味方なので、デメリットをわざわざ言う必要もないです。
退職代行を使ったことは特に言わず、どのように退職理由を伝えるかを重点的に説明をする、という形を取りました。
企業が一番詰めてくるのは退職理由
とはいえ、企業は退職理由をめちゃくちゃ聞いて来ます。
前の会社で何か問題があったんじゃないの?ってことを特に。
私は残業が多すぎたこと、それがやむを得なかったこと、企業へ改善の要望を出したことなどを伝えることで乗り切りました。
ここは本当に?本当にそうなの?何か問題起こしてない?なんて言って詰めてきますね。
コンプラを守っているからこそ、以前の会社に聞けないからこそ本人に詳しく聞こうと必死になっているわけです。
バレてるのかな?なんて気にしないで、堂々としているのが一番ですね。
書類落ちは転職者が応募する数としても落ちる数としても平均的なものなので、気にする必要は0です。
やましいと思うのが一番転職に響く
何かやましいことがある、という気持ちで転職活動を行ってしまうと、受け答えが覚束なくなりがちです。
退職代行はあなた自身を守る為の行動だったわけですから、何も不安に思う必要はありません。
是非堂々と、私を雇え!という気持ちで転職活動を進めていくべきです。
結論:退職代行のせいにしてはいけない
もしあなたが転職活動にうまくいかなかったのだとしたら、退職代行を使ったことよりももっと別の部分を詰めるべきです。
ここが悪かったのではないか、欠点を埋めるにはどんな企業がいいか、どんな受け答えがいいのか、
ということをエージェントや自分自身で詳細に詰めていくべきです。
サービスを使うことに問題はないので、安心していい会社を見つけて下さい。
もしあなたが代行を使う前であれば、下記記事も参考にしてみて下さい。
実際に代行を使ってやめた私の体験談や注意すべき点を記載しております。
不安に思うことがあれば、代行やエージェントにガンガンぶつけていきましょうね。