個人事業主を始めると、目先の仕事に集中してしまうことから、どうしてもwebページの製作を後回しにしてしまいがちです。
また、ホームページ製作業者に依頼すると、制作費や管理費で数万円、場合によっては10万円を超える場合もあり、初期投資を抑えたい個人事業主としては手が出しにくい、という事情もあると思います。
しかし、個人事業主や新規事業立ち上げのタイミングだからこそ、ホームページは絶対に必要なものになります。
・知らない企業だと、客先はホームページを確認しがち
・ホームページ作成から検索結果への表示には数ヶ月必要
・施工実績やお客様の声も掲載出来るので、新規客の信頼も得やすい
とはいえ、ホームページ作成にあたっての設定方法がわからない、用語もよくわからない、という方が大半だと思います。
今回は、本ページを見て頂くだけでホームページが作成出来るよう、1からわかりやすく解説していきます。
用語についても、記事の間で「TIPS」という形でわかりやすく解説して行きますが、なんとなくこういうものだ、と覚えて頂くだけで、流し読み、もしくは読み飛ばして頂いても構いません。
必要な費用に関しても、後から変更が可能な範囲で、恐らく最安の範疇で最低限に抑えるようにしてありますので、是非参考にしてみて下さい。
私が作成を代行させて頂いたコーポレートサイトの一社になります。
よろしければ参考にして下さい。(掲載許可済)
事前準備:作成に必要なものと費用について
ホームページ作成に必要なもの
基本的にはパソコン一台と、電話が出来る環境があれば問題ありません。
スマートフォンでも出来なくはないのですが、管理やプラグイン(webページのデザインや機能等を追加するもの、今は覚えなくて大丈夫です)を導入することを考慮すると、パソコンのみにしか対応していない場合もある為、今回はパソコンでの作業を前提に解説していきます。
スマートフォンは、契約の際の本人確認の為に必要になります。
(電話が出来る環境であればOK)
細かいことを言えば、「ドメイン」「サーバー」というものが必要になりますが、実際手元に必要なものはパソコンのみな為、今回はわかりやすく「パソコン」のみで記載致します。
〜用語解説〜
サーバー:
ホームページのデータ管理をする為のものです。
インターネットのページは、誰でも自由に使って作成が出来るものではありません。
スマートフォンやパソコンに写真を保存するのに容量が必要なように、ホームページにページを作成したり、写真を掲載するのにも容量やデータを維持する場所が必要になります。
自社でサーバーを持っている会社もありますが、サーバーを提供している会社からレンタルし、ホームページのデータを管理してもらうのが一般的です。
また、管理してもらうと言っても、それによりWEBページを編集するのに許可が必要になったり連絡をしたり、といったことをする必要はありませんのでご安心下さい。
ドメイン:
サイトのアドレス(URL)のことです。
例えば、当サイトは「https://bottom-career.com」というアドレスで運営をしていますが、この文字列の内の「bottom-career.com」の部分を指します。
(頭のhttps://若しくはhttp://は世界共通で全てのサイトのURLに付いてきます。)
ドメインはインターネットの住所、という表現もしますが、同じ文字列は世界に1つしかありません。
一度発行されてしまったアドレスを使用することも出来ませんし、この文字列を変えたくなった場合、ホームページ全てのデータを移動しなければなりません。
これも、発行手続きや管理を代行する業者に依頼して発行してもらうことが一般的です。
ホームページ作成に必要な費用
パソコン料金は対象外とします。
先程解説したサーバーとドメインをレンタル・発行する、つまり、簡単に言えばホームページを維持する為に費用ががかかります。
ばらつきはありますが、金額で言えばサーバーとドメイン合わせて年間10000円〜20000円前後、といったところです。
当サイトで紹介する作成方法の場合、サーバー会社との契約方法やその時のサーバーの価格にもよりますが、維持費は月額で1000円程度です。
余談ですが、ホームページ作成会社に依頼する場合でも維持費は別途で必要になります。
ピンキリですが、作成料金5万円〜数十万円+維持費数万円、というのが一般的です。
それにプラスし、都度ページ追加等の度に料金を支払う形になります。
私の方でもサイト作成依頼や作成後のデザイン編集や機能追加、マニュアル作成等を承っておりますが、基本的には下記要領で行えばご自身でも行えます。
もしも細かい機能追加や修正がしたかったり作成を依頼したい、という要望等御座いましたら、お問い合わせ下さい。
無償というわけには行かないのですが、なるべくご予算にお近づけ出来るよう、対応させて頂きます。
無料ホームページ作成サービスについて
中には、無料でホームページが作成出来るサービスがありますが、個人事業主や一企業が運営するホームページとしての利用は推奨しておりません。
無料ホームページ作成サービスは、維持費用を取らない代わりに、全てのホームページへ広告を入れることで、広告収入を得る形でページの維持をしています。
また、この広告は、検索したユーザーが興味のある広告が自動で表示されるようになっています。
例えばあなたが不動産屋さんの場合、物件に興味があるユーザーがあなたのホームページにたどり着くことになりますが、あなたのホームページには他社の広告が表示される為、そちらの広告にユーザーの興味が移ってしまえば、あなたの客が別の会社に取られてしまう形になります。
サイトアドレスも無料サービスを提供している会社の名前が入ってしまう為、取引先に紹介もしにくいですし、後から有料版にしようとすると、1からホームページを作成するよりも大変な作業になります。
なるべく無料ホームページ作成サービスは避けましょう。
〜用語解説〜
ホームページの移動:
基本的に、皆さんが利用している検索機能は、ホームページの信頼度や記事の信憑性を計算の上、表示する順番を決定しています。
この検索結果において、1番目に表示されるか、10番目に表示されるかはアクセス数を稼ぐ上で非常に大切なことです。
ホームページは、新規で作られたばかりのものの場合、運用期間(サイトのアドレスの使用期間)が短いことやページの充実度が低いことから信頼性の低いページとして扱われやすいです。
キーワードにもよりますが、検索結果が11位より下になると、どんなに検索されていてもアクセス数を稼ぐことは難しいです。
極端な話、ホームページ移動をすることで、これまで蓄積してきたサイトのアドレスの信頼性がなくなってしまう為、皆さんの会社の名前やサービスで検索しているにも関わらず皆さんの会社のホームページが出てこない、という結果に繋がりやすいです。
また、これ以外にも、記事やページの文字を移動することにより、ただのサイト移動なのに、以前のホームページの情報を転載しただけのサイト、という評価がされてしまい、何ヶ月経っても一向に検索結果に表示されない、といったハプニングが起きる場合もあります。
2種類のホームページ
ホームページのトップページには、2種類の形式があります。
①ブログ型:
作成した記事が一覧になってトップページに掲載される形です。
関連性のある別の記事が目に入りやすく、訪れたユーザーが長期滞在してくれやすいのが特徴と言えます。
コーポレート型のようにわかりやすく情報が整理されている状態ではないですが、日々の仕事等を気軽に更新することも可能な為、訪れたユーザーに親近感を持って頂きやすいです。
当サイトはブログ型で運用されています。
②コーポレート型
トップページに会社情報や取組等を自由な形で掲載できます。
見た目としてもキッチリしている為、印象としても信頼性が高く見えます。
自由度が高く、掲載したい情報をトップに持ってこれる為、目に付くデザインに出来ますが、自由度が高いが故にデザインも難しく、ある程度の情報量も必要となります。
先程紹介させて頂いた、私が作成させて頂いたサイトがコーポレート型になります。
ブログ型、コーポレート型、どっちがいい?
大きな企業ですと、載せなければならない企業情報も多く、コーポレート型を採用する場合が多いです。
一方で、個人事業主ですと、コーポレート型のようなカッチリした物よりも、ブログ型の方が親近感を持って貰える場合もあり、一概に「事業者だからコーポレート型」とは言えません。
実際に、個人で仕事をしている方ですと、ブログ型で日々の仕事が見えてくることで、お客様も安心してサービスに申し込むことが出来る、という理由からブログ型を採用するパターンも数多く見受けられます。
また、コーポレート型にするにはある程度の記事数がないとページがスカスカになってしまい、逆に情報量の乏しいページになってしまいがちです。
今回ご紹介する方法は、完成段階では初期設定でブログ型になっています。
とはいえ、コーポレート型には後から簡単に変更出来ますので、まずはブログ型で記事や紹介ページを増やし、ある程度の情報量になったところでコーポレート型への移行を検討することをオススメ致します。
ホームページ作成の手順
それでは、ホームページの作成方法について解説していきます。
パソコンでこのページを確認出来る状態にしながら一緒に作業を進めていきましょう。
1つ1つ細かく画像掲載しながら説明している為、とても長く感じるかと思いますが、実際はそこまで難しくはありませんのでご安心下さい。
サーバー・ドメインの契約をする
レンタルサーバーを提供している会社は多々ありますが、オススメは圧倒的にConoHa WINGというサービスです。
今回もConoHa WINGを活用した解説を行っております。
ConoHa WINGをオススメする理由
サーバーはなんでもいいよ!
という方は飛ばして頂いても構いません。
メリットの多いサービスである、ということだけご理解頂ければ大丈夫です。
通常、サーバーとドメインは一般的に、別々で契約をする必要があります。
しかし、ConoHa WINGの場合、こういった面倒くさい作業を1つのサービスで完結させることが出来ます。
具体例
一般的な契約方法
サーバー:A社で開設を申し込む
ドメイン:B社で開設を申し込む
デメリット:
B社で契約したドメインをA社に取り込む作業が生まれる。
ドメイン側の設定はB社の管理画面で、サーバー側の設定はA社管理画面で行う必要がある。
=必要な作業が増える
ConoHa WINGの場合
サーバー:ConoHa WINGで開設を申し込む
ドメイン:サーバー開設時に同時に開設出来る
=一社で全てが済む為、作業が簡潔に終わる
管理もしやすい
上記はあくまでも簡単な説明ですが、他にも開設までに通常行わなければならないセットアップを全て自動で行ってくれる為、ホームページ開設をしたことがない初心者でも比較的容易に作成管理が可能なサービスです。
また、料金面や管理会社の信頼性という面でも圧倒的です。
提供会社はインターネット会社のGMOインターネット株式会社で、元々はドメイン提供会社としてもシェアNo.1だったのが、近年になってサーバー提供を始めた形になります。
小さな会社ですと、サーバー会社の倒産やデータの吹き飛び等の理由で移転を余儀なくされたり、最悪データ消失をしてしまったり、ということもあります。
GMOはネットに少しでも触れたことがあれば誰でも知っているような一部上場の大手企業ですので、管理面での安心感は抜群です。
維持費用
維持費用は、契約期間分の料金を一括で支払う形になります。
契約期間が長ければ長い程、月あたりの維持費は安くなります。
3ヶ月契約 1100円/月
6ヶ月契約 1000円/月
12ヶ月契約 900円/月
24ヶ月契約 850円/月
36ヶ月契約 800円/月
+ドメイン無料
WINGパック、ベーシックプランの場合
〜追記〜(2020年12月11日)
2020年12月11日〜1月29日まで、お年玉キャンペーンで割引実施中です。
割引価格は20%
3ヶ月契約 1100円/月 → 880円/月
6ヶ月契約 1000円/月 → 800円/月
12ヶ月契約 900円/月 → 720円/月
24ヶ月契約 850円/月 → 680円/月
36ヶ月契約 800円/月 → 640円/月
限定価格につき、サーバー契約をご検討中であれば限定価格の内がオススメです。
6ヶ月契約辺りまでは極一般的な料金と言えますが、12ヶ月契約でも充分に安いですし、24ヶ月契約にもなるとむしろ安すぎるレベルです。
これまで別会社のサーバーを使っていた身からすると、ちょっと破格の値段です。
大企業だからこそ出来る値段設定だと思います。
これにプラスして契約の簡易さ、更には、通常は年間で料金のかかるドメインが無料で付いてくるので、現在においてはConoHa WING一択と言っても過言ではないと思います。
尚、今回のホームページ開設においてはこの他に支払いを行う過程は御座いません。
契約の手順
まずはConoHa WINGのアカウントを開設していきます。
下記ページから、アカウント開設ページにアクセスして下さい。
それでは画像と共に解説して参りますので、手順通りに進めて行きましょう。
右上の「お申し込み」をクリックし、アカウント開設用のページにアクセスします。
アカウントを作成します。
①メールアドレスを確認用と合わせ、2回入力します。
PCでメッセージが確認出来るメールアドレスが望ましいです。
②パスワードを決めます。
9文字以上で、数字・英小文字・英大文字の全てを1つ以上使用したパスワードにする必要があります。
パスワードはサーバーへのログインの為に必要になりますので、必ずメモしておきましょう。
③「次へ」をクリックします。
契約プランを設定するページに入ります。
①料金タイプはWINGパックを選択します。
②契約期間を選択します。支払うのは契約期間分一括ですが、表示は月あたりの料金です。
期間が長ければ長い程割引率は高くなります。
3ヶ月契約 1100円/月
6ヶ月契約 1000円/月
12ヶ月契約 900円/月
24ヶ月契約 850円/月
36ヶ月契約 800円/月
サーバーは通常そう簡単に変えるものではない為、なるべく長期のプランをオススメしますが、まずはお試しを、という方や継続する可能性があるかわからない、という方であれば3ヶ月の短期間契約をしてから長期契約でもいいと思います。
〜追記〜(2020年12月11日)
2020年12月11日〜1月29日まで、お年玉キャンペーンで割引実施中です。
割引価格は20%
3ヶ月契約 1100円/月 → 880円/月
6ヶ月契約 1000円/月 → 800円/月
12ヶ月契約 900円/月 → 720円/月
24ヶ月契約 850円/月 → 680円/月
36ヶ月契約 800円/月 → 640円/月
限定価格につき、サーバー契約をご検討中であれば限定価格の内がオススメです。
③プランを選ぶ
サーバー容量を選ぶプランです。
このサイズによって、ホームページに蓄積出来るデータ量が決定しますが、数サイト作成する程度であればベーシックプランで全く問題ないです。
何年も更新を続け、膨大な数のデータになったとしても、後からプランの変更は出来ますのでご安心下さい。
④ドメイン・サーバー名を決める
ここで選ぶドメインは、サイトのアドレスとは別物であり、ホームページ作成には全く影響しないものですので、何でも構いません。
サーバー名も同様に何でも構いません。サーバー管理画面に表記されるだけのものです。
契約プランのページを下にスクロールすると、ホームページのセットアップを自動で行う設定があります。
①WordPressかんたんセットアップ「利用する」を選択
通常、記事やページ作成の為に事前に様々な設定が必要になりますが、これを利用する、にするだけでその全ての設定を自動で最適状態にしてくれます。
必ず「利用する」にしましょう。
※WordPressとは?という部分については後述致します。
②サイト管理用の設定
サイト名:サイトの名前を決定します。
事業者であれば、屋号でいいと思います。
ドメイン:これが所謂サイトのアドレスになります。
半角英数字と−(ハイフン)が使用出来ます
自社名等やサービス名を記載の上、パッと見でどのようなサイトかをわかりやすくしましょう。
また、既に使用されているドメインは使用出来ませんのでご注意下さい。
右に「.com」と書いてあるボタンがありますが、「設定したドメイン+.com」がサイトのアドレスになります。
これをクリックすると、「.com」以外にも、サイトの後ろの部分を「.jp」等といった好きなものに設定出来ます。
ドメインが既に使われていて、使えない場合でも、「.com」の部分を変更することで、使える場合もあります。
あまり見慣れないものだと、URLを見て「怪しいサイトかな?」と思う人もいますので、一般的に使われることの多い「.com」「.jp」「.net」の辺りを利用することを推奨します。
WordPressユーザー名WordPressパスワード:
編集ページへログインするのに必要なユーザー名とパスワードです。
サーバーにログインする為のパスワードとは別のものであることにご注意下さい。
ユーザー名は所謂IDの役割を果たしています。
この2つがわからないと編集ページへのログインが出来ませんので、必ずメモを取るようにして下さい。
また、情報流出やWebページを荒らされないよう、簡単なパスワードにはしないようにご注意下さい。
③テーマを選ぶ
今回は、無料で使用出来るCocoonを選択します。
テーマは選ぶ物によって機能面で違いがありますが、無料のCocoonでも機能を充分以上に満たしてくれます。
また、テーマに関しても後から有料の物に変更が可能ですので、ご安心下さい。
※テーマについての解説は後述致します。
〜用語解説〜
WordPress:
簡潔に言えば、ホームページを編集する為のページ(ソフト)です。
詳細に言えば、ホームページの各ページや記事の作成・管理に使われる無料ソフトウェアです。
全世界のWebページの実に1/3がこのWordPressを使用して作られています。
自分で管理システムを作成しているような場合を除けば、全世界でのシェアは2/3、ホームページ作成においては欠かせないシステムの1つです。
基本的にWebページの編集や記事作成等、Webページに関する作業はほぼ全てWordPressで行う為、サーバーの管理画面等にアクセスすることはほとんどありません。
WordPressはサーバー管理会社が提供するものではない為、一般的にはサーバー契約をしてホームページが作成出来る状態にした後、WordPressで編集が出来るようにWordPressとサーバー及びドメインを連携させる作業が必要になります。
本記事の通り開設した場合、連携作業はConoHa WINGが自動で設定してくれる為、編集用ページ、ということだけ覚えて頂ければ大丈夫です。
また、(ソフト)と記載しましたが、基本的にはブラウザ、つまりインターネット上で開く為、何か特別にインストールを行う必要はありません。
テーマ:
WordPressの機能を拡張する為のもの、所謂テンプレートです。
例えば、WordPressでもある程度自由度の高いページを作成出来ますが、その機能をより増やし、尚且つ簡単にしてくれるものです。
サイトデザインのテンプレートが用意されている為、デザインを選べば自動でそのデザインにしてくれたり、デザインの自由度がより上がったりします。
また、特に重要なのがサイトの内部のシステムを軽くしてくれることです。
Googleは検索結果が表示される順番を下記の要領を含めて決定しています。
・役に立つ情報か
・見やすいサイトか
この内、「見やすいサイトか」という部分は、例えばサイト自体が重たい、つまり表示速度が遅かったりすると、「見にくいサイト」と判断され、検索結果の表示順序下位にされてしまう場合があります。
基本的に、検索を使用する人は検索結果の上の方しか見ていない為、下の方に位置してしまうとアクセスを稼ぐことはとても困難になります。
見にくいサイトになると、最悪の場合、あなたの会社やホームページの名前で検索しても、関係のない他社の名前が上の方に表示され、あなたのホームページが出てこない、という場合もあります。
テーマを導入すると、サイトの内部システムを重たくせず、効率的な状態にしてくれる為、サイトが重たくなりにくいです。
同時に、Googleにも「見やすいサイト」と認識され、検索結果でも上位に表示されやすくなります。
他にもテーマ導入のメリットは多々あり、個人でWebページを作る場合は必須アイテムなのですが、後々覚えていく方向で問題ありません。
最悪覚えられなくても大丈夫です。
Web系の会社や個人が作成していますが、ConoHa WINGではテーマ作成者と連携を取り、自動でインストール出来るようにしています。
これもConoHa WINGを使用するメリットの1つです。
また、上記理由により、テーマによって選べるテンプレートデザインや機能面で若干の違いがありますが、cocoonも無料とは思えないレベルの機能性を兼ね備えています。
当サイトもcocoonを活用して作成されています。
テーマまでの選択を終えたら、画面右、もしくは下部に選択したプラン内容が表示されます。
料金や期間等再確認の上、「次へ」を選択しましょう。
利用者の情報を記載していきましょう。
使用者の情報であると同時にWebページ管理者の情報にもなりますので、必ず正しい情報を入力して下さい。
・種別(個人・法人)
・氏名
・性別
・生年月日
・国
・郵便番号
・住所
・電話番号
Webページにこの情報が掲載される、といったことはありませんのでご安心下さい。
入力が終わったら、もう一度「次へ」を押します。
続いてはSMS認証を行います。
SMS認証とは、電話番号が正しいものか、本人のものかを確認する為のものです。
先程入力した電話番号が表示されているはずなので、正しければSMS認証のボタンを押して下さい。
※SMS認証ボタンクリック後、ページは開いたままにしておいて下さい
スマートフォンのショートメッセージに、数字4桁の認証コードが送られて来ますので確認して下さい。
※この作業が上手く行かない場合やショートメッセージ機能が使えない等といった場合には、先程のページに戻り、「SMS認証」の横に「電話認証」のボタンがあります。
そちらをクリックするとメッセージの代わりに、機械音声が電話で、認証コード4桁を教えてくれますので、電話認証を行いましょう。
「認証コードを入力してください」というページが開いていると思いますが、キャンセルを押せば電話認証が出来るページに戻れます。
SMS認証、もしくは電話認証で受け取った4桁の認証コードを入力し、「送信」をクリックします。
サーバー代金の支払いページになります。
支払い漏れが発生すると折角作ったホームページ自体が見れなくなってしまう為、自動で支払いが可能なクレジットカードを推奨します。
(自動契約をストップしたい場合やカード情報を残しておきたくない、カード情報を変更したい、という場合、後からカード情報の削除や変更が出来ますのでご安心下さい。)
※クレジットカードを所持していない、使えない、という場合はここを飛ばして次の画像及び文章を読んで下さい。
①お支払い方法
「クレジットカード/ConoHaチャージ」を選択
②クレジットカードを選択
③クレジット情報の入力を行う
④「お申し込み」ボタンを押す
クレジットカード以外の決済、現金決済も可能です。
クレジットカードではなく、「ConoHaチャージ」を選択して下さい。
ConoHaチャージとは、事前に必要金額をチャージすることで、支払い金額が足りる場合にのみ決済がされる仕組みです。
所謂ここだけで使えるプリペイドカード、みたいなものです。
一番手軽に使えるのがコンビニエンスストアでの決済です。
「チャージ方法」で「コンビニエンスストア」を選択すると各コンビニが選択出来ますので、お近くのコンビニ選択後、振込人名を全角カタカナで入力し、決定を押すと、各コンビニでチャージが出来るようになります。
※サーバー契約後、サーバー契約期間の残りが短くなってくるとメールで更新の連絡が来るので、見逃さないように注意、もしくはサーバー代を前もってチャージしておきましょう。
支払いが完了すると、一番最初に登録したメールアドレス宛に上記のような、URL(サイトのアドレス)が記載されたメールが届きます。
こちらはメールアドレスが正しいものかを確認するものです。
このURLをクリックすることで、契約が完了になります。
期日までにクリックしないと、折角作成したホームページが見れなくなってしまいますのでご注意下さい。
上記ページが表示されたらサーバー契約及びホームページ作成の初期設定が完了します。
ここに表示された情報(サイトURL、管理画面、データベース、DBユーザー名、DBパスワード)は必ずメモをしておきましょう。
ここから数分が経つとサイトURLにアクセスが出来るようになり、ホームページ(初期状態)が表示されるようになります。
また、「独自SSL」と呼ばれる、ホームページや個人情報を安全に保護する為の設定が通常必要になりますが、これもConoHa WINGで自動で行ってくれます。
大体、サイトが表示されるようになってから数十分程で完了します。
〜用語開設〜
独自SSL:
ホームページ上で個人情報などの機密情報が送信された時に、第三者が個人情報を盗み取ることを防止する技術です。
(例)
・お客様があなたのホームページのお問い合わせページに行き、名前・住所・電話番号・メールアドレスといった個人情報を入力して送信した場合に、第三者が特殊な技術を使って個人情報を盗み出す行為の防止
この独自SSLが設定されていないと、最近のスマートフォンやPCでは「保護されていないページ」といった警告文章が出る為、ホームページを訪れたユーザーが「危険なサイトだ」と判断して訪れることを辞める場合があります。
独自SSLが設定されていないページはURLの頭が「http://」ですが、されているページは、URLの頭が「https://」と、小文字のsが追加されます。
独自SSL以外にも、ConoHa WINGで自動設定してくれている設定はあるのですが、今回の作成過程で必須知識ではない為、割愛します。
WordPressへログインする
いよいよ管理画面へのログインを進めていきます。
サーバーログイン
まず、サーバーへログインをして下さい。
ConoHa WINGのトップページ右上に「ログイン」ボタンがあるので、そちらをクリックします。
サーバーアカウント作成時(一番最初)に設定したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインします。
尚、このページはサーバーログインページとなりますので、ブックマークしておくことを推奨します。
WordPressログイン
ログインしたら、上記画像の数字の①〜③順にクリックして下さい。
①サイト管理
②サイト設定
③矢印
④があなたのホームページの肝になります。
サイトURL…あなたがサーバー契約時に決めたドメインでのホームページです。
管理画面URL…ホームページ管理画面に入る為のURLです。
ここから上2つのページに入ることが出来ます。
サイトURLと管理画面URLはブックマークをしておくと、ログイン及びホームページの確認が楽になります。
サイトURLを確認すると、設定が完了していれば「Hello World!」という文字が大きく表記された初期状態のホームページが表示されます。
こちらのデザインは後ほど変更していきます。
管理画面URLに入ると、上記画像のようなページが表示されます。
サーバー契約時に決定したWordPressのユーザー名とパスワードを入力し、ログインして下さい。
インストールするタイミングによって若干表示は違うと思いますが、大体こんな感じの画面が表示されます。
今後、デザインの変更や記事執筆、ページや画像の掲載といったことはこのページから行う形になります。
ここまででWebページ作成〜編集画面への工程は完了になります。
ホームページのセッティング
続いては、ホームページのセッティングを行っていきます。
ホームページデザイン編集
テンプレートを活用したデザインの編集を行います。
サーバー契約の過程で「Cocoon」というテーマを導入している為、管理画面を覗くと、左のメニューの中に「Cocoon設定」というメニューが現れています。
Cocoon設定を開くと、ホームページの様々な設定が出来るページにアクセス出来ます。
この中に「スキン」というタブがあるので、こちらをクリックします。
下にスクロールしていくと、「スキン一覧」より、予め用意されているデザインの中から好きなデザインを選べます。
気に入った物にチェックを入れると、ホームページの配色やデザインが選んだものと同じになります。
選択後は最下部までスクロールし、「変更をまとめて保存」をクリックするのを忘れないようにしましょう。
(押さないとデザインが変わりません。)
Cocoon設定に戻り、「全体」タブを選択すると、文字のサイズや配色、フォント等を自由に変更出来ます。
テンプレートデザインがシンプルで優秀な為、よくわからない場合は後々でも問題ないです。
パーマリンクの設定
この設定を行わないと、検索の表示順序決定面で不利に働いてしまう場合があります。
また、後から変更するとなると、作業量が多くなってしまったり、上の方に表示されていた検索結果が、変更によって下位になってしまいます。
必ず記事を作成する前に設定しておきましょう。
管理画面左の「設定」にカーソルを合わせ、「パーマリンク設定」を選択します。
パーマリンク設定画面が開いたら、「投稿名」を選択し、最下部の「保存」ボタンを押しましょう。
パーマリンクの意味については、ページ作成の項で別途解説致します。
ページを作成していこう
続いては、ページの作成の仕方について解説していきます。
「投稿」と「固定ページ」
ページ作成には、2種類の方法があります。
1つは投稿、もう1つは固定ページです。
どちらをクリックしても表示される項目はさほど変わりませんが、ある程度の使い分け方が存在する為、解説しておきます。
ここの使い分けがしっかりしていると、後々検索順位にも大きく影響してきます。
固定ページ
会社概要や料金表、事業説明などといった、あまり変化することがなく、ホームページに固定して表示されるような情報を掲載する為に使います。
また、固定ページを編集してトップページに固定することで、ホームページをコーポレート型に変えることが出来ます。
投稿
お知らせやキャンペーン、コラム、日々の業務について、等といった変動性のある情報やその都度知らせたい情報を掲載することに向いています。
記事作成の仕方
今回は「投稿」の場合を例に上げます。
編集の仕方自体は固定ページも投稿も同じです。
表記上の違いとして、「投稿」はカテゴリーを分けられる、「固定ページ」は分けられない、という部分で違いがあります。
「投稿」もしくは「固定ページ」を選び、「新規追加」をクリックします。
すると、文字入力が出来るページになります。
一番上の大きい文字で入力出来る部分は、ページのタイトルになります。
ページタイトルはわかりやすく且つ簡潔にまとめるようにしましょう。
ページタイトルを決めたら、右上の「下書き保存」をクリックします。
一度下書き保存をすると、「パーマリンク」というタブが右に出現します。
覚えておいた方がいい部分をまとめましたので、参考にして下さい。
①本文
ここに、書きたい情報を書き込んで行きます。
②プレビュー
今書き込んでいる記事が実際にホームページでどのように表示されるのかを確認することが出来ます。
③パーマリンク
「URLスラッグ」に入力した文字列がそのページのURLになります。
例えば、当サイトの場合、
「https://bottom-career.com/」がサイトのアドレスになりますが、
URLスラッグに「homepage」と入力すると、今書いている記事のURLが
「https://bottom-career.com/homepage/」になります。
日本語にも出来るのですが、日本語だと諸々の面で不便な為、英語やローマ字にしておくことを推奨します。
④カテゴリー
「キャンペーン」「お知らせ」等、記事の一つ一つをジャンル分けして整理することが出来ます。
しっかり整理されていれば訪れたユーザーも見たい情報に辿り着きやすいですし、検索順位にも好影響を与えます。
⑤アイキャッチ画像
ここに画像を設定すると、記事がホームページに表示された際、タイトルと一緒に画像を表示させることが出来ます。
↓こんな感じ
また、記事の見出し(タイトルの辺り)にも大きく画像が表示されるようになります。
パーマリンクやカテゴリーの設定は特に、記事を公開する前にしておくことを推奨します。
本文のデザイン
本文もただ文字を掲載するのみではなく、色々なデザインを作ることが出来ます。
本文入力の際に表示される上のタブを使用することによって、本文のデザインを編集することが出来ます。
例:
・文字を中央に寄せる
・見出しを作る
・表やテーブルを作る
・文字の色や太さを変える
・画像を入れる
・SNSを埋め込む
最初は文章を打ち込みながら、必要な機能があればここから探してみる、という形で徐々に慣れていけば大丈夫です。
本文編集に関しては以上になります。
広告(アフィリエイト)登録をしょう
アフィリエイト登録を行うことで、広告掲載による収入を得ることが出来ます。
例えば、わかりやすい事例だとAmazonや楽天の製品を自社ホームページ経由で購入してもらうことで、売上の一部を受け取ることが出来ます。
個人事業主であってもアフィリエイト導入を行っている例は多く、例えば日々の業務紹介の中で使用した製品をただ紹介する、という方法を取る方もいますし、関連性はあるものの自社で対応出来ない範疇の仕事を、別の企業を広告として紹介することで収入を得ることが出来ます。
これにより、本業のみでなくても収入ルートを増やすことが可能になるわけです。
登録自体は無料なので、一度登録してみてザッと案件を見てみるのがいいと思います。
アフィリエイト大手2社
通常、アフィリエイトサイトはサイトの審査が必要な場合もあるのですが、大手の2社は登録に際して審査が必要ない為、サイト作成が終わった段階で登録しておくことをおすすめします。
どちらかでもいいですが、Amazonや楽天等のネット通販以外にも案件は多々ありますし、それぞれにしかない案件も多数あります。
アフィリエイト収入狙う方はどちらも登録していることが大半なので、出来れば両方に登録しておくことを推奨します。
Amazonや楽天の製品の掲載が可能です。
楽天の製品の掲載が可能です。